ごめんね

今朝、トラホンピータは覗けば覗くほど潜っていき、果てには写真のように見えなくなってしまいました。
最初の30分ほどは気にしていなかったのですが、出社時間に「いってきます」を伝えようとしてもやはり頭の上まで潜っていて、窒息していないか心配になって土を軽く掘り返したらいなくて、半ばパニックで傷つけないようになんとかトラホンピータを掘り起こしたのです。

そんなことはあるわけがないのですが、どこかへ消えてなくなってしまったらどうしようと思い泣きそうになりながらトラホンピータを探していました。

そんな掘り起こされたトラホンピータは、休んでるだけなのになんだよ……とでも言いたいのか全くこちらを見向きもしてくれなかったです。
帰ってきても位置は変わらずで、いま仕事で徹夜中なんですけど、ふとゲージの底を見たらいつもより多く盛ってしまったことを後悔したはずの土で、底に足がついてしまっていました。
ゲージの底に足がつくのはカエルにとって良くない(骨の変形につながるとか……)ので、申し訳ないと思いつつまた掘り返しました。

朝掘り返してしまったせいで、トラホンピータのいた場所だけ浅くなっていたんだね。


トラホンピータは掘り起こされる足元に驚いて びょーーーん と大ジャンプで跳んだので、その隙に土をならしました。
トラホンピータは土をいじる私を尻目にそわそわとゲージを出ようとしていて、やはり多かった土からふとした大ジャンプでゲージを飛び出したものですからまた大変です。
びよびよとなんとか大海へ向かいたいようでした。

トラホンピータは地表性ですので、大海に行けば泳げずきっと死んでしまいます。(いや詳しいことはわかりませんが……)
こんなせまいゲージで申し訳ないと思いつつ、水場として使っている皿に無理やり誘導し乗せて、ゲージにドナドナされていきました。それでもやはり出たがっているようです。

愛しいトラホンピータを見つめながら、
私は自分の行いを悔い改めていました。


私は、トラホンピータのことを愛してはいますが、トラホンピータにとって幸せな環境にできているだろうか……。

エアコン完備のヒーター付き、人工とはいえごはんをあげて、水も毎日替えるし1週間に2回は夫婦で土を変えています。
これはなにも特別なことではなく、ただトラホンピータにとって良いことであるらしいのでやっています。


だけど私は、地上に出るトラホンピータを見て「地表性のカエルなのに潜らなくていいのだろうか……」と思うし、
潜りっぱなしだと「そんなに潜ってて大丈夫なんだろうか……」と思います。

かといって掘り返すようなことはしないのですが、日付は変わっているものの、体感で本日2度もトラホンピータを掘り返してしまいました。
トラホンピータはきっとまた巨人に襲われて怖い思いをした、と感じてるだろうと思います。
それなのに私は、自分が不安だと思うからという理由でトラホンピータを掘り返してしまいました。

トラホンピータにとってはヒーリングタイムだったかもしれないのに、その大切な時間を台無しにしてしまった気がするのです。

このことがトラホンピータに対してとても申し訳なく、ごめんなさい……。と謝るしかできません。自身の行いがトラホンピータにとって正当性があるのか、不安です。


ごめんねトラホンピータ


私はトラホンピータに認識されていなくても、よく覗きにくる巨人と思われていてもかまいません。ただ明日も元気でいてほしいと願って愛しています。
だけど正しいのか、正直わからなくて、
ネットの情報も、どこまで本当なのかわからなくて、ツノガエルの飼育本も5年以上前の本がプレミア価格という状況。
何もかもが不安です。

はあ。眠たいです。
疲れていて気分が落ちやすいのかな。
でも〆切は本日午前中なのでまだがんばらないといけません



私のこときらいになってもいいよ
だけど明日も元気でいてほしい

ふろんて

おいしいものをすきなだけ。

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